7月19日、愛媛県新居浜市の別子地区で「ふるさと別子夏まつり」が開催されました。
過疎化で担い手が減り、途絶えていた地域の夏祭りですが、去年12年ぶりに別子中学校の生徒たちが中心となり復活させました。
2年目を迎えた今年のテーマは、「つなぐ」。
ここに集う人たちの笑顔を思い浮かべながら、19人の生徒たちが準備を進めた夏祭りは、力強い太鼓の音で始まりました。
生徒たちのバンド演奏やパフォーマンスが始まると、会場全体に手拍子や拍手が響きます。
また去年、生徒が発案したものの新型コロナの影響で実施できなかった大声コンテストも開催され、会場は暖かい雰囲気に包まれました。
そして、メーンイベントは別子に伝わる伝統の踊り。
来場者100人を超える会場が1つになり、夏祭りは最高潮に達しました。
中学生が復活させた地元の夏祭り。
笑顔溢れる夏の行事としてずっと続くことを誰もが願っています。
Q 後輩たちに向けて--
(別子中学校3年 日吉優里さん)
「周りのことを考えながら、自分が行動していく楽しさっていうのも感じながら、夏祭りを運行する側として活躍してほしいなと思います」
ふるさと別子の夏まつりは、来年も開催予定ということで、地域に根付いた祭りとしてタスキはしっかりと繋がっているようです。