宮城・塩釜港の海域で油が広がる 被害は確認されず

24日午前、宮城県の塩釜港で油が広がっているとの通報があり、海上保安庁などが油を取り除く作業を行いました。油の流出元は分かっていません。

宮城海上保安部によりますと24日午前8時43分ごろ、塩釜港で漁港や漁場の管理などを行う仙台地方振興事務所から「塩釜魚市場の南西側海域に油が広がっている」と通報がありました。

宮城海上保安部が現地を確認したところ油は長さ150メートル、幅100メートルほどの範囲に広がっていて、作業艇によって油をかくはんしたり吸着マットを使ったりして油を取り除く作業が行われました。

港の外への油の流出や近隣の養殖施設などへの被害は確認されていないということです。油の種類や流出元、原因などは分かっておらず、宮城海上保安部が調査を続けています。

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