古豪トリノが23-24新ユニを発表!胸ロゴは日本企業「SUZUKI」が11年目に突入

イタリア1部のトリノFCとキットサプライヤーのJomaは21日、2023-24シーズンに向けた新ホームユニフォームを発表した。

ここでは先に発表済みとなっていた新アウェイユニフォームと併せてお届けしたい。

Torino 2023-24 Joma Home

トリノ 2023-24 Joma ホーム ユニフォーム

23-24新ホームユニフォームは伝統のガーネット(ダークレッド)を基調としたデザイン。シャツ全体にあしらわれたウェーブ状の模様が特徴的だ。襟部分には一段と濃いディープレッドを配し、ボディとのコントラストが強く印象付ける。

脇部分のパネルにはエンブレムに描かれている雄牛(トーロ)のシルエットを連なるようにデザイン。正確には“暴れる雄牛”の姿で、これはホームタウンであるトリノ市の旗と紋章に描かれているものだ。

サプライヤーのJomaとは2019-20シーズンからパートナーシップを継続し、今回で5シーズン目となる。

Torino 2023-24 Joma Away

トリノ 2023-24 Joma アウェイ ユニフォーム

ホームより1週間ほど早くリリースとなったアウェイユニフォームは、定番の純粋なホワイトではなくアイボリー系(クリーム色)を基調にガーネットで各部を彩る。切れ込みを入れるような袖口のカットも個性的。

前面に薄っすらと見えるグラフィックはトリノ市の地図を描いたもの。袖口にはクラブ設年の“1906”を刻む。この色とデザインがサポーターや海外の一部ユニフォームファンの間で好評だ。

トリノのユニフォームの胸スポンサーといえば、今や完全に日本の自動車メーカー「SUZUKI(スズキ)」が定着した印象。

両者のパートナーシップが始まったのは2013年のこと。それ以前はセリエAとBを行ったり来たりのエレベータークラブ状態だったが、「SUZUKI」との契約以降は現在まで一度もセリエBに降格していない。

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2023-24シーズンのセリエAは8月21日に開幕。トリノはカリアリとのホームゲームとなるため、開幕戦はガーネットのホームユニフォームの着用が決定している。

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