富山の焼き肉店で提供 南砺の新ブランド牛 味の濃さやうまみが魅力

提供が始まった「なんと牛赤丸~福光そだち~」=富山市桜町

 全農県本部の直営焼き肉店「和風焼肉富山育ち」で24日、南砺市がブランド化を支援する希少な和牛「日本短角種」のブランド「なんと牛赤丸(うしあかまる)~福光そだち~」の提供が始まった。

 イチボやバラなどを盛り合わせたプレート(4500円)や、単品メニューを用意している。8月上旬まで、夜営業限定で提供する。

 南砺市のワイナリー「トレボー」でワイン醸造時に出たブドウの絞りかすを飼料に混ぜて育てている。脂身が少ない赤身肉が特徴となっている。南砺市がブランド化を支援しており、18日に愛称が発表された。

 荻原健太料理長は「赤身ならではの味の濃さやうまみが魅力。ほかの和牛と食べ比べてみてほしい」と話した。

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