増えたのには理由があります…埼玉県知事選の期日前投票者数、3日間で3万人超 各自治体で様々な工夫

期日前投票者数、前回より増

 埼玉県選挙管理委員会は24日、8月6日投開票の知事選について、告示日翌日の7月21日から23日までの期日前投票者数が前回2019年を3950人上回る3万931人で、県内選挙人名簿登録者数に占める割合は前回より0.06ポイント高い0.50%だったと発表した。

 最も期日前投票者数が多かったのはさいたま市(6646人)で、川口市(1571人)、所沢市(1265人)などが続いた。投票者数が増えた市町村はさいたま市(518人増)、伊奈町(344人増)、深谷市(329人増)など。増加率では、伊奈町(2.84%)、小鹿野町(2.46%)、深谷市(2.44%)が高かった。

 県選管の担当者は「伊奈町は商業施設に投票所を開設した。深谷市では投票済み証を求める人が多く、小鹿野町は新庁舎を訪れる人が多いようだ」と話した。

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