【動画】嬉野高生、介護技術連続日本一目指す 九州大会前に実技披露

2年連続日本一を目指している嬉野高嬉野校舎社会福祉系列3年の白川愁さん(右)と山下莉央さん(左)=嬉野市の同校

 8月に大分県で開かれる九州高校生介護技術コンテストに、嬉野高嬉野校舎社会福祉系列3年の白川愁さんと山下莉央さんが県代表として出場する。利用者の目線に立った介護技術を磨こうと練習に励んでおり、九州大会突破と、先輩に続く2年連続の日本一を目指している。

 同コンテストは福祉を学ぶ高校生が介護技術を競うもので、同校は昨年、全国大会で7年ぶり4回目の文部科学大臣賞を受賞した。

 18日に同校で実技披露があり、2人は体が不自由なお年寄り役の生徒に声をかけながら、自立を促すトイレ介助を実演した。2人は「排せつの介助では、タオルで隠すなど相手のプライバシーを大事に考えている」と話し、「先輩に続き、次は私たちが日本一に」と意気込んでいる。

 お年寄りの運動不足解消を目的に、生徒が考えたオリジナルの歌体操「ひだまり体操」も披露された。今後、ユーチューブで公開する予定。(山口源貴)

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