第105回全国高校野球選手権記念栃木大会最終日は25日、県営球場で決勝を行い、春準優勝の文星芸大付が今春のセンバツ8強の作新学院に6-5で競り勝ち、16年ぶり12度目の優勝を成し遂げた。
文星芸大付は初回に1点を先制すると、二、三回にも追加点を奪い前半から試合を優位に展開。九回に同点に追い付かれたが、5番黒崎翔太がサヨナラのソロホームランを放ち、試合を決めた。
作新学院は三回、五回と満塁のチャンスをつくるもクリーンアップにあと1本が出ず無得点。九回に4点差を追い付き意地を見せたが、1球に泣いた。
文星芸大付が出場する全国大会は8月6日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。