カージナルス逆転勝利 9回表ヌートバーの押し出し四球が決勝点

【カージナルス10-6ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

カージナルスは先発のアダム・ウェインライトが5回2失点で通算199勝目の権利を持って降板。その後、リリーフ陣が逆転を許し、ウェインライトの勝利を消してしまったものの、9回表に一挙5点のビッグイニングを作り、10対6で逆転勝利を収めた。カージナルス4番手のジオバニー・ガイエゴスが2勝目(4敗)をマーク。ダイヤモンドバックスは1点リードの9回表に登板した4番手のアンドリュー・チェイフィンが2/3回3安打5失点と崩れ、3敗目(2勝)を喫した。

1回表にポール・ゴールドシュミットの17号2ランで先制したカージナルスは、2対2の同点で迎えた4回表にテイラー・モッターのタイムリーなどで2点を勝ち越し。5回表にはノーラン・アレナドが22号ソロを放ち、5対2と3点をリードした。ところが、ウェインライト降板後の6回裏に1点差とされると、7回裏にはエバン・ロンゴリアに2点タイムリー二塁打を許して1点ビハインドに。しかし、9回表にゴールドシュミットのタイムリーで同点とし、二死満塁からラーズ・ヌートバーの押し出し四球とタイラー・オニールの走者一掃のタイムリー二塁打で4点を勝ち越して10対6で勝利した。

ヌートバーは「4番・左翼」でスタメンに起用され、四球、四球、センターへのヒット、センターライナー、四球で2打数1安打1打点3四球と存分に持ち味を発揮。特に9回表二死満塁、カウント3-2から選んだこの試合3つ目の四球は、チームに勝ち越し点をもたらす押し出し四球となり、チームの勝利に大きく貢献した。1試合3四球は今季4度目。今季の打撃成績は打率.263、出塁率.367、OPS.761となっている。

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