ロシア占拠の原発で対人地雷確認 南部ザポロジエでIAEA

IAEAのグロッシ事務局長(タス=共同)

 【ウィーン共同】国際原子力機関(IAEA)は24日の声明で、ロシアが占拠するウクライナ南部ザポロジエ原発の周辺で対人地雷を確認したと発表した。グロッシ事務局長は「IAEAの安全基準と相反する」などと指摘し、批判した。

 23日に原発の内部と外部のフェンスの間にある緩衝地帯で地雷を確認した。過去にも地雷が見つかっているという。

 欧州最大のザポロジエ原発を巡っては、戦闘の影響で大事故発生につながることが懸念されている。

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