京都が札幌から韓国代表GKク・ソンユンを期限付き移籍で獲得…「京都で1試合でも多く試合に出場して、また成長できるように」

[写真:©︎J.LEAGUE]

京都サンガF.C.は25日、北海道コンサドーレ札幌から韓国代表GKク・ソンユン(29)を期限付き移籍で獲得したことを発表した。背番号は「94」に決定。期限付き移籍期間は、2023年12月31日までとなる。

なお契約により、この期間に行われる札幌との全ての公式戦には出場できない。

ク・ソンユンは2012年に来日してセレッソ大阪U-18に入団後、2013年にトップチーム昇格。2015年に札幌入り。その札幌で加入初年度から出番を掴み、在籍6年間でリーグ戦通算167試合に出場。

その後、2020年途中に兵役を見越して母国クラブの大邱FCに移籍。2021年2月からレンタルという形で軍隊チームの金泉尚武FCに加わり、兵役義務終了に伴って除隊。さらに、保有元の大邱と双方合意で契約解除。昨年10月に翌シーズンからの札幌復帰が決定した。

復帰1年目となった今シーズンは明治安田生命J1リーグで8試合、JリーグYBCルヴァンカップで3試合に出場。ただ、5月初旬から正GKの座をベテランGK菅野孝憲に奪われる形で出場機会が減っていた。

今回、出場機会を求める形で京都行きを決断したク・ソンユンは両クラブの公式サイトを通じて以下のコメントを残している。

◆京都サンガF.C.

「皆さん、こんにちは!北海道コンサドーレ札幌からきました、ク・ソンユンです。途中合流ですが、一日でも早くチームの雰囲気に慣れ、毎試合ポジティブな結果を出せるように頑張っていきます。熱い応援宜しくお願いいたします」

◆北海道コンサドーレ札幌

「この度、京都サンガF.C.に期限付き移籍する事になりました。シーズン途中に移籍することを申し訳なく思ってます。リーグ戦や天皇杯、ルヴァンカップもいい流れできているのでタイトルを取れる様に応援しています。僕も京都で1試合でも多く試合に出場して、また成長できるように頑張ってきます」

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