スポーティでロングツーリングも楽しい!VFR800F【バイク買取調査隊】

HONDA VFR800Fの車種プロフィール

今回紹介する「VFR800F」は、2014年に発売された水冷4ストローク・4気筒の800ccエンジンを搭載するロードスポーツモデル。スポーティな走りが楽しめる一方でロングツーリングでの快適さも追求するという『大人のスポーツバイク』が開発コンセプトとなっている。基本的には先代モデルからの正常進化型だが、マフラー位置の変更、スイングアームやフロントフォーク、ホイールを新設計するなど、より洗練された大人を魅了するエレガントなスタイリングに仕上がっている。

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バイクインプレ

車両の特徴

車体サイズは全長が2140ミリ、全幅750ミリ、全高1210ミリ、シート高809/789ミリ、ホイールベースは1460ミリで、車両重量は242kgとなっている。
キャスター角は25.30度、フロント120/70-17インチ、リア180/55-17インチのタイヤサイズを採用。前後ともにキャストホイールにチューブレスタイヤを装着している。

エンジンは水冷4ストロークDOHC4バルブのV型4気筒。ボアストロークは72ミリ×48ミリのショートストローク。圧縮比は11.8で最高出力は105馬力/10250回転、最大トルクは75Nm/8500回転。燃料供給はフューエルインジェクションで、トランスミッションは6速仕様だ。

走り

フラットにパワーが伸びてくる感覚、そして幅がとてもスリムでスポーティなハンドリング。これらの特徴はやはりV4エンジンならではと言うべきか。直列4気筒エンジンと比較すると高揚感や盛り上がりに欠けるということで敬遠するライダーもいるようだが、段差やよどみがなく綺麗に伸びてくれるV4エンジンの乗り味は非常にスムーズ。扱いやすいけれどもトルクフルで、純粋にスポーティな走りを追求するならば、このホンダのV4エンジンは一度は体感してほしい。

ライディングポジションはハンドルバーが少し低め、シート位置は逆に高めということで、思いのほか深い前傾姿勢。ただただ乗りやすいだけのスポーツツアラーではないというのを、あえて主張しているかのようにも思える。車体の剛性感も高く、スーパースポーツ並みのしっかりとした乗り味は文句のつけようがない。前後サスペンションは程良くダンパーで締め上げられてるとは思うが、それほど極端に硬くはない。むしろこの手のスポーツ色の強いモデルとしては、快適な部類に入るだろう。

総括

このバイク最大のアピールポイントは、やはりV4エンジンに尽きる。直列4気筒エンジンのカン高いサウンドとは違い、どちらかというと低く落ち着いてドロドロとした感じではあるが、高回転域まで回すと低い音質のまま、ドスの利いた排気音がライダーの耳だけでなく身体に響き渡ってくる。V4エンジン独特のサウンドと熟成が進んだ車体との組み合わせで、大人のスポーティライディングを堪能したいライダーにはぜひともおすすめしたい。

※当記事は動画「MOTO BASIC」協力のもと、モトメガネが編集構成した記事となります

査定士のコメント

モトメガネ編集部

2014年に登場したVFR800F。スポーツツアラーとして高い資質を備えていたが、、残念ながら2022年に生産を終了してしまった。比較的高年式で、車両のコンセプトからも大切にのられてきた車両が多いことだと思うので、買取価格も期待できる。ただし、市場からの需要が高い車両かと言われれば……。

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