DX「特に取り組んでいない」が4割超/岡山県商工会議所連合会が会員企業対象に調査【岡山】

岡山県商工会議所連合会の会員企業のおよそ4割が、DX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みを行っていないことが分かりました。
会員企業を対象に6月実施した調査結果を7月25日、発表。調査には521社から回答がありました。
DXはデジタル技術によって生活やビジネスを変革することで、国を挙げて推進が叫ばれています。
調査結果では、DX化について取り組んでいる項目については「オンライン会議の実施」が37・4%と最も多く、次いで「業務プロセスの見直し」が24・9%と多かった一方、「特に取り組んでいない」と答えた企業が41・1%ありました。
また、DX化に向けての課題については「DXに関わる人材が足りない」との回答が39・6%と最も多く寄せられました。
県商工会議所連合会の松田久会長は「DX化については経営者自身が関心を持つことが最も重要」とした上で、今後、連合会としてもできる限りの支援をしたいと話しました。

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