上越まつり 高田大民踊流し 4年ぶり本町に踊りの輪

 上越まつり高田祇園祭の大民踊流しが25日、上越市の本町通り商店街で行われた。4年ぶりの実施となった今回は、25団体1200人以上が参加。目抜き通りは熱気に包まれ、華やかな踊りの輪が広がった。

4年ぶりの高田祇園祭大民踊流し。ブランクのためか出だしは息が合わず、笑いが起こった

 参加者は同市本町2、3のお旅所と本町5のあすとぴあ高田で折り返しながら、列になって踊った。曲目は「越後いたこ」、「サンバ上越市民の歌」、「春日山節」の3曲。サンバ以外の2曲は、上越民謡研究会と繁安芸民謡同好会が生演奏を務めた。
 コロナ禍の影響で令和元年以来となり、企業や学校、町内などが参加したが、今回は病院関係の参加がないなどコロナ禍前より2、3割ほど減少した。また、中止期間が続いたためか長年参加していた踊りの団体も少なくなったという。高田祇園まつり奉賛会は「いきなり100%にはならない。今後につなげるために、徐々に戻していければ」と話している。

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