サウサンプトン、リヴァプールからのラヴィアに対するオファーを拒否。評価額に開きか

写真:サウサンプトンのラヴィアに対する評価額は5000万ポンド ©Getty Images

ベルギー代表MFロメオ・ラヴィアを巡り、サウサンプトンはリヴァプールからの4000万ポンド(約72億円)のオファーを断ったようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

ラヴィアは昨シーズン降格の憂き目にあったチームにおいて好パフォーマンスを披露。また、チームとの契約を4年残していることもあり、サウサンプトンはラヴィアの市場価値を5000万ポンド(約90億円)と見積もっている。

ラヴィアは2004年生まれの19歳。母国の名門アンデルレヒトの下部組織から16歳でマンチェスター・シティへ移籍すると、2022年にサウサンプトンへ5年契約で加入。ベルギーの世代別代表にもコンスタントに招集されており、今年3月には19歳という若さでフル代表デビューも果たした実力者だ。

一方のリヴァプールは、ナビ・ケイタ、ジェイムズ・ミルナー、ファビオ・カルバーリョ、アレックス・オクスレイド=チェンバレンら中盤の戦力の多くが昨シーズン限りでチームを離れており、キャプテンを務めるジョーダン・ヘンダーソンのサウジアラビアへの移籍も確実視されている。新たにブライトンからアルゼンチン代表アレクシス・マクアリスター、RBライプツィヒからハンガリー代表ドミニク・ショボスライを獲得したものの、いまだ中盤の頭数は不足している状況だ。

ラヴィアを巡っては同じくプレミアリーグのチェルシーも関心を示しており、複数クラブによる争奪戦の様相を呈している。果たして若きベルギー代表は今シーズンもプレミアリーグでプレーすることになるのだろうか。

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