【台風情報】日本の南海上で次の台風6号発生か 5号よりも日本に近い進路のおそれ 沖縄に直撃の可能性も

現在、台風5号はフィリピンの北の海上にあって大型で非常に強い勢力となっています。一方、日本の南の海上をみると、新たな台風の卵といえる雲域がまとまりつつあります。今後、熱帯低気圧となり、さらに台風6号へと発達する可能性があります。25日(火)に比べてしっかりまとまってきました。

アメリカ海軍の台風情報でも、この雲域が「今後、台風に発生する可能性が高い」ことを示すオレンジ色の○で示されています。まだ24時間より後に台風になるとの予想です。これがさらに赤色の○で示されると24時間以内に台風になる可能性が高いことを意味します。

今後、台風6号となって北上した場合、台風5号に比べてもう少し東寄りの日本に近いコースを進む可能性があります。

海外の予報機関の結果を見てみます。アメリカ海洋大気庁の数値シミュレーションでは、来週南西諸島を通過して東シナ海へと抜けるルートが示されています。

ヨーロッパ中期予報センターの予想では、7日間(7月25日~8月1日)に、台風が300km以内に入る確率を示した図では、九州と台湾の間の海域に達する確率が70%以上の高い値を示す青色のエリアが見られます。

まだ予想進路には幅がありますが、台風5号よりも日本に近いルートを通り、場合によっては沖縄方面を直撃する可能性が示されています。今後、気象庁からも熱帯低気圧に関する情報として詳しい進路予想も発表されると思いますので、今後の最新情報にご留意ください。

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