ロナウドのタトゥーで叩かれる女子W杯アルゼンチン代表FWが抗議「アンチメッシじゃない、自分の国の選手だけを愛する義務はない」

今月開幕したFIFA女子ワールドカップ。

話題になっているのが、アルゼンチン代表FWジャミラ・ロドリゲスのタトゥーだ。

25歳の彼女は多くのタトゥーがあり、左脚にはディエゴ・マラドーナとクリスティアーノ・ロナウドを彫っている。ただ、マラドーナと並ぶアルゼンチンの英雄であるリオネル・メッシはない。

ロドリゲスは単にロナウドが好きだからと説明しているが、アンチメッシではないかとSNSには批判が寄せられているようだ。

そうしたなか、ロドリゲスはこのようなメッセージを投稿した。

「やめてほしい、楽しくない。いつ私が『アンチメッシ』だと言った?

私が言ってもいないことを言うのはやめて。(国を代表してW杯を戦っている最中に)嫌な時を過ごすしているという事実があるから。

あなたたちのせいで嫌な思いをしているのではなく、容赦なく悪意を持ってひどことを言われるから。

アイドルや好きな選手を持つのはいけない?

アンチメッシだと言ったことは一度もないし、そうは絶対にならない。

メッシは我が国の偉大なキャプテン。でも、自分のアイドルやインスピレーションの源がCR7と言ったからといって、メッシが嫌いということにはならない。

単に私は彼が好きというだけ(好きなものは人それぞれだし、それは正当であるはず)。

私は他の選手がより好きで、より影響を受けた。何が問題なの?

自分の国の選手だけを愛する義務はない。

お願いだから理解してほしい。これはサッカーであり、誰もが好みがある。ある一方を強調することは他方を埋めることにはならない。

ウンザリするし、疲れるし、傷つく」

ロナウドが好きなだけで、メッシ嫌いではないと抗議。

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ロドリゲスは「私の左足には世界最高の2人(マラドーナとロナウド)がいる」という発言もしているが、アンチメッシではないとも繰り返し述べてきた。

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