横浜FMの藤田譲瑠チマが欧州移籍? シント=トロイデン移籍で合意報道…山本理仁とは東京V時代以来のタッグに

[写真:©︎CWS Brains, LTD.]

シント=トロイデンがまた1人日本人選手を補強する可能性が高まっている。

ベルギー『Het Belang van Limburg』によると、獲得に近づいているのは横浜F・マリノスのU-22日本代表MF藤田譲瑠チマ(21)とのこと。獲得で合意したという。

藤田は東京ヴェルディの下部組織出身。ナイジェリア人の父と日本人の母の間に生まれ、その身体能力の高さとダイナミックなプレー、戦術眼が特徴だ。

東京Vではジュニアユース、ユーストスごち、2019年に2種登録でデビュー。2020年に正式にトップチームへと昇格する。

2021年には徳島ヴォルティスへ完全移籍すると、2022年からは横浜FMでプレー。途中出場も多かったが、明治安田生命J1リーグで29試合に出場し1得点を記録。チームのリーグ優勝に貢献していた。

また、2022年7月にはEAFF E-1サッカー選手権に臨む日本代表に選出。2試合でプレーし、存在感を見せていた。

なお、23日に行われたマンチェスター・シティとの親善試合ではメンバー外となっていた。

シント=トロイデンは今夏の移籍市場で、MF伊藤涼太郎(アルビレックス新潟)、DF小川諒也(FC東京)、MF山本理仁(ガンバ大阪)を獲得。藤田が加入すれば、山本とは東京V時代以来のコンビ復活となる。

© 株式会社シーソーゲーム