特区政府統計処は７月２５日、２０２３年６月の貿易統計を発表した。同日付政府公報によると、輸出総額は前年同月比１１・４％減の３３７４億ドルだった。輸入総額は同１２・３％減の３９３９億ドルだった。貿易赤字は輸入総額の１４・４％に当たる５６６億ドルだった。今年６月の地域別統計は、アジア全体への輸出が同１２・０％減少した。中でも減少が目立ったのは、マレーシアの同３１・９％減、シンガポールの同２６・２％減、日本の同１６・８％減、フィリピンの同１５・８％減、中国本土の同１３・１％減だった。他地域向けの輸出は全体的に減少。中でも減少が目立ったのが、ドイツの同２９・０％減、米国の同２２・１％減、英国の同１４・６％減だった。一方、２３年上半期は、輸出総額は前年同月比１５・５％減、輸入総額は同１３・２％減、貿易赤字は輸入総額の１０・６％に当たる２３１６億ドルだった。
