ローマとアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ(29)の新契約締結が迫っている。
ローマとの現行契約は2025年まで残っているディバラだが、イタリア国外のクラブにのみ有効となる1200万ユーロ(約18億7000万円)、イタリア国内で有効となる2000万ユーロ(約31億1000万円)の契約解除条項の存在もあり、今夏の去就は流動的だ。
しかし、移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、現在ローマとディバラは新契約締結に迫っているという。
両者は年俸600万ユーロ(約9億3000万円)＋ボーナス150万ユーロ(約2億3000万円)の2026年までの3年契約で合意に近づいており、この契約には1年の延長オプションも付帯する見込みだという。
そして、クラブにとって懸念事項となっていた前述の契約解除条項も削除されることになるという。また、発表時期に関しては8月初旬になる模様だ。
昨夏にユベントスを契約満了で退団し、フリーでローマへ加入したディバラ。加入1年目は負傷による離脱はありながらも公式戦38試合に出場し、チーム最多の18ゴールに加えて8アシストを記録。シーズンを通して攻撃面で圧倒的なクオリティを披露し、ジョゼ・モウリーニョ監督からも厚い信頼を得ている。
