ひろゆき氏 日本の人口減少に懸念「毎年80万人減、山梨県民が全員亡くなったぐらいのインパクト」

2ちゃんねる創設者で実業家のひろゆき氏が26日、ツイッターを更新し、日本の人口減少についての見解を投稿した。

総務省が26日付で公表した住民基本台帳に基づく人口動態調査によると、今年元日時点の外国人を含む総人口は1億2541万6877人で、前年と比べ約51万1千人減った。日本人に限ると約80万1千人減となり、減少幅は1968年の調査開始以降の最大を更新し、初めて47都道府県全てでマイナスとなった。

こうした内容を受けて、ひろゆき氏は「日本人、初めて全都道府県で減少」と切り出し、「1年で80万人減ったので、山梨県民が全員亡くなったぐらいのインパクト」との感想をつづった。

その上で、同氏は「少子化が続く限りは、毎年80万人ぐらいの日本人が減っていく事になります。 自民党と公明党は日本人ではなく外国人を増やそうとしてるようですが、どうなる事やら」と懸念した。

総人口のうち日本人は1億2242万3038人で、14年連続のマイナスとなった。出生数が過去最少の約77万2千人と深刻な少子化が反映されており、その半面、死亡数は最多の約156万5千人。一方、外国人は約28万9千人増の299万3839人となり、コロナ禍の入国制限緩和で留学生や技能実習生らが戻ったことなどで、3年ぶりに増加した。

なお、ひろゆき氏が言及した「山梨県の人口」だが、同県のホームページに記載された「山梨県常住人口調査結果」(2023年4月1日現在)によると、79万6231人(推計)。「前年同月差4367人の減少」ということで、80万人を下回っている。

(よろず~ニュース編集部)

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