エスパニョール退団望むブラースヴァイトが強硬手段? キャンプ地を無許可で離脱

[写真:Getty Images]

エスパニョールのデンマーク代表FWマルティン・ブラースヴァイト(32)が、クラブ退団に向けて強硬手段に打って出たようだ。スペイン『レレボ』が報じている。

ブラースヴァイトは昨夏、バルセロナとの契約を解消し、同じカタルーニャ州に本拠地を置くエスパニョールへ3年契約で加入。個人としては昨シーズンのラ・リーガで31試合10ゴール2アシストと見事な数字を残したが、クラブは19位での無念のセグンダ降格となった。

そして、ブラースヴァイトは現在、1年でのプリメーラ復帰を目指すチームと共に19日からマルベーリャでのプレシーズンキャンプに参加中。しかし、プレシーズンキャンプスタートから1週間も経たないタイミングで、クラブの許可を得ることなく無断でチームを離脱したようだ。

このチーム離脱はブラースヴァイトがセグンダでのプレーを望んでおらず、移籍あるいは契約解除を求めていることが背景にあるという。ただ、現時点で具体的な移籍先の名前は挙がっておらず、クラブも契約解除を認めていないようだ。

今後の両者の話し合いによって問題が解決する可能性も残されているが、最悪な場合、ブラースヴァイトがこのまま現役引退を決断する可能性もあるという。

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