今年3月、愛媛県新居浜市内の小学生が上級生から暴力行為を受けるなどし、不登校になったとして、市の教育委員会が、第三者によるいじめの調査委員会を設置していたことが分りました。
新居浜市の教育委員会によりますと、今年3月、当時2年生の男子児童が市内の公園で6年生に暴力をふるわれケガをしました。
6年生は暴力を認め謝罪したということです。
その後、男子児童の保護者が学校にこの6年生を含む複数の上級生からこれまでもいじめがあったと訴えましたが、学校は十分な調査をせず、児童が不登校となったということです。
(高橋教育長)
「聞き取りなり調査なりをしていくと。こういう所が十分できていなかった。ここが反省すべき点であると考えております」
市教育委員会は、児童の不登校が30日以上続いたことから、重大事態と認定し、先月、第3者によるいじめ調査委員会を設置していて、実態の調査を進めています。