【塩谷】営農型太陽光発電事業などを手がけるグリーンシステムコーポレーション(GSC、宇都宮市鶴田町)は25日、企業版ふるさと納税制度を活用して、町に1千万円を寄付した。2年連続同額の寄付。町は「生みやすさ・育てやすさの充実事業」などに充てる。
同社が町内の耕作放棄地で有機農業を手がけている縁で昨年に続き寄付を決めた。町役場で行われた贈呈式で、阿久津昌弘(あくつまさひろ)社長(57)は「町にお世話になっている。町には広い土地が余っており、高収益のもうかる農業のビジネスモデルとして頑張っていきたい」と目録を手渡した。
見形和久(みかたかずひさ)町長は「2年連続で寄付していただき、大変ありがたい。ふるさとを守っていく事業に活用したい」と感謝状を贈った。