氷見男女頂点狙え 全国小学生ハンド 8月3日、京都で開幕 HC宮田、十三ジュニア気合

2年ぶり出場の男子・HC宮田

 8月3日に京都府京田辺市などで開幕する第36回全国小学生ハンドボール大会に、HC宮田(男子)と十三ジュニア(女子)の氷見市2チームが県代表として出場する。HC宮田は2021年に準優勝、十三ジュニアは17年に優勝しており、ハンドのまち・氷見の誇りと期待を背負い、日本一の座を狙う。

 2年ぶりに出場する男子・HC宮田は、昨年度6年生がいなかったため試合経験が豊富。固い連携を土台とした高い攻撃力が持ち味だ。センターの前田哲将が司令塔としてチャンスメークし、シュート精度が高い左サイドの佐藤杜城、豪快なジャンプシュートやサイドシュートを器用にこなす濵下廉主将が得点を稼ぐ。

 川田貴史監督は「自信はある。試合の中で成長し、1試合1試合、確実に勝ち上がりたい」と話す。濵下主将は「準優勝だった先輩のリベンジを果たす。練習の成果を本番で出し、全国優勝したい」と力を込めた。

 5年ぶり出場の女子・十三ジュニアは、身長160センチの長身エース金森結愛主将を攻撃の要に、全員でパスをつないでゴールに迫る。西川一果を中心とした粘り強い守備も強みだ。GK中田夏緒はボールへの反応が良く好セーブが期待でき、ロングパスで速攻にもつなげる。

 中筋真季監督は「大きな相手にも立ち向かい、まずは初戦突破したい」と話す。金森主将は「チーム一丸となって精いっぱい頑張る。強い気持ちで優勝を目指す」と意気込んだ。

  ●3日、高知と初戦

 大会は8月6日まで。両チームはいずれも3日に高知JHCとの初戦に臨む。

5年ぶり出場の女子・十三ジュニア

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