「さよならを言うのは難しい」ヘンダーソンがリバプールに別れを告げるビデオを投稿「僕はいつだって赤。僕が死ぬ日まで」

[写真:Getty Images]

リバプールのイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソン(33)が自身のインスタグラムを更新。リバプールへの別れを告げる動画を投稿した。

【動画】ヘンダーソン、リバプールとの思い出を振り返る別れの映像

2011年7月にサンダーランドから完全移籍で加入したヘンダーソンは現在のリバプールのキャプテン。12シーズンにわたってプレーし、公式戦492試合に出場し33ゴール61アシストを記録している。

ヘンダーソンは、リバプールOBであるスティーブン・ジェラード監督が就任したアル・イテファクからオファーを受けていることが分かっており、すでにユルゲン・クロップ監督とも話し合いを終えている。一部報道では、21日にマンチェスターでメディカルチェックを受けており、チームメイトに別れを告げていたとされていた。

そんな中、26日に自身のインスタグラムを更新。「この12年間を言葉にするのは難しいし、さよならを言うのはもっと難しい。 僕はいつだって赤。僕が死ぬ日まで」として動画を投稿。「全てにありがとう」「You'll never walk alone」と、本拠地・アンフィールドで撮影されたクラブへの別れを告げる動画を投稿した。

ヘンダーソンは動画の中で「リバプールがノックしてきたら、ノートは言えない」とコメント。「正直なことを言えば、辛い時期もあった。本当に辛い時もね。でも、リバプールでのキャリアを振り返った時、思い出すのはいつだって良い時なんだ」と、クラブでは良い時期も悪い時期もあったが、良い思い出が多いという。

リバプールではプレミアリーグ、チャンピオンズリーグ(CL)、FAカップ、EFLカップ、クラブ・ワールドカップと6つのタイトル獲得を経験。CLを制した夜のこと、サポーターの前でパレードを行ったことをなどを振り返っていた。

なお、移籍については言及せず、クラブへの別れのメッセージのみ。ヘンダーソンには移籍金1200万ポンド(約21億8000万円)のオファーが届いており、ドイツでのプレシーズンキャンプに参加も、フレンドリーマッチには出場していなかった。

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