「早く思い通りに飛ばせるようなりたい」壱岐の廃校でドローン体験 長崎総科大付高

ドローン飛行の練習に励む生徒=壱岐市、旧芦辺中体育館

 長崎県壱岐市芦辺町の旧芦辺中体育館などで24日から6日間、長崎市の長崎総合科学大付属高(松本浩校長、337人)のエンジニアコースの生徒がドローンの操縦技術を学んでいる。
 郷ノ浦ツーリズム協会(下条孝博会長)と市が誘致。昨年の同校科学技術部の合宿に続き、廃校を利用した体験学習が実現した。同コースの生徒約50人が今月末まで2つのグループに分かれて来島する。
 国交省認定のスクール団体「マリンフライト」(壱岐市)の田山久倫代表ら4人が指導。ドローンの歴史などを学んだ後、基本操作や実践練習、ドローンを使った対戦形式の競技に挑んだ。1年の中本純陽さん(15)は「早く思い通りに飛ばせるようなりたい」と話した。

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