7月29日にかんざき宿場祭り 4年ぶり、全イベント開催

かんざき宿場祭りへの来場を呼びかける実行委員会のメンバー=神埼市の神幸館

 神埼市の夏の風物詩「長崎街道かんざき宿場祭り」が29日、長崎街道門前広場や櫛田宮などで開かれる。昨年は新型コロナウイルスの影響で一部のイベントを取りやめたが、縁日や子どもみこし、ステージコンサートなど4年ぶりに全てのイベントを開催する。

 午後4時から6地区の小中学生が子どもみこしを担ぎ、同5時からの総踊りにぎわいパレードには、地元企業や団体から約300人が参加する。ふれあい街道ウオークは親子で市内の文化財を歩いて回り、クイズ形式で地域の歴史を学ぶ。

 長崎街道門前広場では、神埼小金管バンドの演奏やプロレス、ご当地ヒーローショーなどのステージイベントで盛り上がる。約15の飲食店とキッチンカー5台が出店し、グルメや酒類、スイーツが味わえる。

 実行委員会の吉原俊樹さん(60)は「住民主体で、手作り感のある神埼らしい祭り。市外からもたくさん来てほしい」と呼びかける。問い合わせは神幸館、電話0952(20)2510。(樋口絢乃)

 

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