ロシア、相次ぎミサイル攻撃 ウクライナ迎撃で被害回避

 【キーウ共同】ウクライナ空軍は26日、首都キーウや西部フメリニツキーなどをロシア軍がミサイルで攻撃したと発表した。大部分の迎撃に成功したとみられ、被害は伝えられていない。ロシア国防省は、大半を実効支配するウクライナ南部ザポロジエ州方面で26日にウクライナ軍が大規模攻撃を再開したが、撃退したと発表した。

 ウクライナ空軍によると、ロシアの巡航ミサイル36発を迎撃した。一部は方向転換を繰り返しフメリニツキーの軍事施設を標的にした。ロシア軍はフメリニツキー方面に弾道ミサイルも発射した。

 ロシア軍は、昨年9月に失った東部ハリコフ州クピャンスク方面に攻撃を継続し、前進したと主張した。

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