ヴェッラッティがサウジアラビア行きに前進、アル・ヒラルがPSGと交渉中

[写真:Getty Images]

パリ・サンジェルマン(PSG)のイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティ(30)が、サウジアラビア行きに近づいているようだ。

2012年にPSGへ加入して以来、多くの負傷に苦しめられながらも中盤の主軸に定着し、これまで公式戦通算416試合に出場してきたヴェッラッティ。昨シーズンも引き続き主力として公式戦38試合に出場したが、チャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16で敗退した後はファンから名指しで批判を受ける一幕もあった。

ヴェッラッティとPSGの契約は2026年夏まで残っているものの、クラブは関係悪化も伝えられる同選手の売却は今夏が最適だと判断。経験豊富なイタリア代表MFには、アトレティコ・マドリーやリバプールからの関心も噂されていた。

そんな中で、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、アル・ヒラルが獲得に接近しているとのこと。PSGは3000万ユーロ(約46億6000万円)程度の移籍金を望んでおり、現在交渉が進められている。

また、アル・ヒラルはヴェッラッティに対して3年契約を提示。近日中に正式な書類を用意する予定であり、こちらについても話し合いは進んでいく模様だ。

アル・ヒラルは今夏の移籍市場で、すでにポルトガル代表MFルベン・ネヴェス、セルビア代表MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ、セネガル代表DFカリドゥ・クリバリを獲得。ヴェッラッティ獲得となれば、新たなスターが加わることになる。

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