〈人とAI 新ヒスイレディ登場〉観光大使3人 糸魚川の魅力発信

本年度の「ヒスイレディ」に決定した細井さん、森さん、下杉さん(右から)。

令和5年度の糸魚川市観光大使「ヒスイレディ」3人が決まった。

新ヒスイレディは、細井万莉奈さん(会社員、大和川地区)、下杉奈奈さん(同、西海地区)、森あやねさん(公務員、福島県出身)。市観光協会が市内に居住、または勤務する18歳以上の女性を対象に募集し、同事業委員会で選出した。年齢は非公表。

認証式が25日に市役所で行われ、3人は爽やかな緑色のユニホームを着用して出席した。龍見和弦市観光協会会長から委嘱状を受け取り、米田徹市長からたすきを掛けてもらって笑顔を見せた。

一人ずつ糸魚川の好きなところを挙げてPR。「弁天岩のこいのぼりが飾られた景色」(細井さん)、「ヒスイ海岸。ヒスイ探しが楽しめる」(下杉さん)、「フォッサマグナミュージアム。大地や鉱物の神秘が感じられ、学ぶことが多い」(森さん)。他にも糸魚川の魅力をたくさん知り、多くの人に伝えていきたいと声をそろえた。

龍見会長、米田市長、高瀬吉洋糸魚川商工会議所会頭がそれぞれ激励の言葉をかけ、「糸魚川の観光の盛り上げに」と期待を寄せた。

昨年度のヒスイレディ2人と計5人体制で活動し、公式行事やキャンペーンに参加する。デビューは29日の糸魚川おまんた祭り。任期は2年間。

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