史上最も「お騒がせ事件が多かったサッカー選手」TOP5

サッカー選手に限らず、スポーツ選手やタレントの中には卓越した才能に恵まれる一方でエキセントリックな行動を起こす人物がいる。

今回は『Sports Brief』から「歴史上最もスキャンダルが多かったサッカー選手TOP5」をご紹介する。

ポール・ガスコイン

国籍:イングランド

「ガッザ」の愛称を持っているイングランドの名ミッドフィルダー。鋭い目を持ったプレーメーカーとして知られ、同世代の中では最も才能がある選手として評価された。イングランド代表でも卓越したスキルとボールコントロールを見せていた。

しかしながら彼は引退後にかなり重度のアルコール中毒と薬物依存に直面し、うつ病を患った。飲酒運転と麻薬所持によって何度も逮捕されており、リハビリ施設への入院を繰り返すことになった。またこの影響で多くの暴行事件を起こしている。

エリック・カントナ

国籍:フランス

フランス人選手のエリック・カントナは、マンチェスター・ユナイテッドで輝かしいキャリアを積み重ねたものの、そのエキセントリックな性格によってトラブルをも起こした。

最も悪名高い事件は1995年のクリスタル・パレス戦。レッドカードを受けた後、ピッチを去る前に相手のファンへと飛び蹴りを食らわせた。「カントナのカンフーキック事件」としてサッカーの歴史に残る場面となっている。

マリオ・バロテッリ

国籍:イタリア

2000年代で最も才能に恵まれた選手の1人であるが、アドリアーノと並んでそれを生かすことができなかった存在。奇妙な行動や予測不可能な気質によってトラブルを多々起こし、しばしばピッチ外の事件でメディアを賑わせた。

公に起こした不思議な事件は数知れず。マンチェスター・シティではチームメイトにダーツを投げたり、マンチーニ監督と衝突したりした。また車で女性刑務所に突入したり、バスルームで花火をやったりと謎めいている事件も。

ディエゴ・マラドーナ

国籍:アルゼンチン

マラドーナは世界最高のスポーツマンの1人であるが、スポーツマンらしくない行為と物議を醸す行動で有名であった。最も悪名高いものは1986年ワールドカップの「神の手」ゴールであるが…。

ただピッチ外でも大きな事件を起こしており、ジャーナリストをエアガンで銃撃したり、コカインを摂取したり、1994年のワールドカップではドーピングで追放されたりした。

ルイス・スアレス

国籍:ウルグアイ

ルイス・スアレスは圧倒的なゴールスコアリング能力と物議を醸す振る舞いで知られている。2011年にマンチェスター・ユナイテッドのパトリス・エヴラを相手に人種差別的行動をし、8試合の出場停止を受けた。

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他にも2010年W杯のガーナ戦ではアサモア・ギャンのシュートを故意に手で弾くというプレーをしており、さらにキャリアを通して3回の噛みつき事件を起こしている。なんともメディアを賑わせられる選手であった。

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