スカマッカがウェストハム退団の意志を明確に? SNSのプロフィール欄を変更

[写真:Getty Images]

イタリア代表FWジャンルカ・スカマッカ(24)がウェストハム退団の意志を明確にしたようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。

2021-22シーズンのセリエA16ゴールという活躍が認められ、昨夏にサッスオーロからウェストハムへ移籍したスカマッカ。だが、迎えた昨シーズン前半戦はプレミアリーグへの適応に苦しみ、後半戦はケガで全休と悔しい1年になった。

シーズンが佳境を迎えるころには今夏の売却が噂され始めており、現段階ではローマが獲得に本腰と報じられている。スカマッカの故郷はローマであり、かつてはローマの下部組織に在籍。つい先日には「ジョゼ・モウリーニョ監督の下でプレーしてみたいね」とも発言している。

そんななか、イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、スカマッカはインスタグラムアカウントのプロフィール欄から「ウェストハム所属」の表記を削除したとのこと。心はすでにウェストハムを離れているようだ。

気になるのはローマ移籍の実現性だが、ローマはスカマッカ以外のセンターフォワード獲得も視野に。アトレティコ・マドリーのスペイン代表FWアルバロ・モラタ(30)、エバートンの元イングランド代表FWドミニク・キャルバート=ルーウィン(26)だ。

モラタについてはアトレティコを率いるディエゴ・シメオネ監督が「彼は我々の重要な選手」と発言し、ローマもリリース条項2100万ユーロ(約32億6000万円)を満額支払うつもりはなし。また、キャルバート=ルーウィンの優先順位はスカマッカとモラタより下とみられている。

© 株式会社シーソーゲーム