日本の自動車運搬船がオランダ沖で火災 乗組員1人死亡 船は愛媛の会社が保有

オランダ沖を航行していた、愛媛県今治市の正栄汽船が保有する自動車運搬船で火事があり、インド人の乗組員1人が死亡しました。

正栄汽船によりますと、現地時間の25日深夜、自動車運搬船、「フリマントル・ハイウェイ」がオランダ沖を航行中、自動車を載せていた場所から出火したということです。

出火当時、船内には23人が乗っていて、このうちインド人の男性乗組員1人の死亡が確認されました。他の乗組員らは全員救助されましたが、けが人がいるということです。

消火活動は難航しているということですが、今のところ油の流出は確認されていないということです。

火災が起きた「フリマントル・ハイウェイ」は、全長約200メートル、総トン数は約6万トンで、正栄汽船が保有し、川崎汽船が運航していて、ドイツからシンガポールに向け自動車およそ3000台を運搬していたということです。

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