“白ユニ”が復活!バルセロナ、23-24新アウェイユニを発表 エンブレムは「旧デザイン」が再登場

スペイン1部のFCバルセロナとキットサプライヤーのNikeは26日、2023-24シーズンに向けた新アウェイユニフォームを発表した。

今回のキットカラーには1970年代以来となるホワイトが復活し、大きな話題となっている。

FC Barcelona 2023-24 Nike Away

バルセロナ 2023-24 Nike アウェイ ユニフォーム

23-24新アウェイユニフォームは、ついに復活を果たしたホワイトを基調とするデザインが登場。袖口にチームカラーのブラウグラナ(青と臙脂)を配し、クラブのアイデンティティをしっかりと示している。

各部ロゴマークとネームナンバーの色はブルーで統一し、全体的にバランスの取れた好デザインという印象を受ける。

近年は宿敵レアル・マドリーを思わせる色であることから、極端に表現するなら禁忌とも言える扱いだったホワイト。だが、1970年代前半までバルセロナのアウェイユニといえばこの色が定番だった。それが今回復活を果たした背景には、あのレジェンド選手の存在がある。

今回の“白バルセロナ”復活の理由は、レジェンドであるヨハン・クライフの存在だ。クラブを一段上の存在引き上げたクライフが入団したのは1973年だが、その当時のアウェイユニがホワイトだった。

1977-78シーズンのUEFAカップ準々決勝ではクライフが中心となってチームを牽引し、この色のユニを着てアストン・ヴィラ(イングランド)を撃破。見事に準決勝進出を成し遂げている。現在とは違い国際舞台で大きな成果を得られず、UEFAカップのベスト4入りでもじゅうぶん結果を残したと評価された時代の話である。

この“白バルセロナ”は、そんなレジェンドと1978年のチームに敬意を表した一着だ。

もう一つ、今回のユニフォームで大きな特徴はエンブレム。いつもと同じ物のように見えるが、今回のエンブレムは一つ前の旧デザインを復活させている。これは1975年から2002年まで使用したもので、77-78シーズンのUEFAカップで左胸に付けていた。

レジェンドに敬意を表した新アウェイユニフォームは、発表当日にアメリカで行われたアーセナルとのプレシーズンマッチデデビュー、残念ながら試合は5-3でバルセロナが敗れている。

ホワイトのシャツに合わせるパンツはブルーで、ソックスはブラウグラナのボーダー。これは70年代のアウェイユニと同じ組み合わせだ。

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新アウェイユニフォームは26日よりクラブ公式オンラインストア及びNikeストア他で販売を開始。

バルセロナは8月13日に行われるヘタフェとのアウェイゲームで、2023-24シーズンのラ・リーガ開幕を迎える。

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