府中市で観測史上最高の38.6℃ ことし一番の猛烈な暑さ あすも熱中症に警戒 広島【動画ニュース】

広島県は27日、「危険な暑さ」となりました。26日と比べても、暑さのレベルが1段上がったと感じた方も多かったのではないでしょうか。府中市では38.6℃まで上がり、観測史上最高を記録したほか、各地でことし一番の猛烈な暑さとなりました。

広島県内に19ある気象庁の気温観測点で27日、最も高い値を記録した府中市です。午前中には、35℃を超えて猛暑日となり、午後2時半すぎには38.6℃を観測…。観測記録が残る過去44年間で最も高くなりました。

街の人
「ジリジリするような汗が止まらない。まともに仕事ができないので、休憩を取りながら熱中症に気をつけて仕事している」

また、福山市でも38℃を超えたほか、これまで猛暑日を観測したことがなかった県北の庄原市 高野でも観測史上、初めて35℃を超えるなど、各地で記録的な「猛烈な暑さ」となりました。

広島市中心部でも36.1℃まで上り、この夏初めての「猛暑日」となりました。

RCCウェザーセンター 末川徹 気象予報士
「中央公園のファミリープールです。日差しがジリジリと照りつけていて、とても暑いです。手元の温度計も36℃をゆうに超えています。こうしたなか、冷たい水を求めて、大勢の客がプールに訪れています」

7月1日にオープンした広島市中区の中央公園ファミリープールは、新型コロナによる入場制限が4年ぶりになくなり、売店などの販売も再開されました。厳しい暑さが続く中、「涼」を求めて、多いときには1日5000人近くが訪れているようです。

訪れた人たち
「いっぱい遊べたし、涼しかった」
「熱中症が心配なので、昼からだとすごく暑いので、午後4時くらいから遊ぶ。なかなか遊びが難しくなってきた」

広島県内は、28日も猛烈な暑さが続き、各地で35℃以上の猛暑日が予想されています。熱中症に厳重に警戒してください。

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