スマホの電池が突然無くなる原因は？10％以上あったのになぜ？解決する方法はある？

さっきまでスマホの電池が残っていたのに突然電源が落ちた！？

皆さんは「さっきまでスマホの電池が残っていたのに、突然電源が落ちた」という現象に遭ったことはありますか。家の中ならばまだしも、外出先でこのような現象に陥ってしまうと、多少戸惑ってしまいますよね。

スマホの電池は1%ずつ減っていくのが一般的です。しかし、10〜20%残っていたのに、突然電池が0%に、あるいは電源が落ちてしまう現象が起こった場合は、スマホに何らかの原因があると考えられます。

なぜスマホの電池が突然0%になったり電源が落ちてしまったりするのでしょうか。ここでは、スマホの電池が突然無くなる原因をいくつか紹介します。頻繁にこのような現象に見舞われる場合は、原因を考えて対処を試みましょう。

スマホの電池パックは、使用ごとに徐々に劣化していきます。一般的には、1年が経過した頃から徐々に劣化が始まると言われており、購入から2年後にはかなり消耗が激しくなります。

すでにスマホを購入して2年ほど経っているのに電池パックを交換していない場合は、電池パックが寿命を迎えていることが原因として考えられるでしょう。

画面に電池残量が10%と表示されているのに、次の瞬間には突然電源が落ちてしまった…という場合には、スマホが電池残量を正確に認識できていない可能性も考えられます。

本当は10%残っているのに、リチウム電池の電圧が正常に算出されていないために、「すでに電池が無くなった」と誤解してしまい、電源が落ちてしまうのです。これは単なる誤作動なので、大半の場合、再び充電することで正確に電池残量を認識できるようになります。

充電しながらスマホを使っていたり、多くのアプリを同時に起動していたりすると、熱がスマホにこもってしまい、熱暴走を引き起こすことがあります。「使っていたらスマホが異常に熱くなった」という状態は、熱暴走です。

あまりにも熱がこもりすぎてしまうと、セーフティ機能が作動するようになっているため、電源が一度落ちることがあります。

たくさんアプリをインストールしていたり、写真や動画をスマホに保存している場合は、スマホの空き容量不足で電池切れを起こしている可能性があります。

スマホの空き容量が10%を下回ると、容量が不足してしまった対処法として電源が落ちることがあるのです。定期的にスマホの空き容量を確認し、不要なアプリやデータを削除するようにしましょう。

機能やアプリの設定によっては、使用していないのに常時作動している状態になっていることがあります。位置情報サービスを利用するアプリや機能がその代表格です。

使用していないのに常に作動していると、当然ですがその分、電池が減っていきます。位置情報サービスなどは電池を減らしやすいので、先ほどまで10%残っていた電池があっという間に減ってしまい、突然電源が落ちる…といった現象の原因になることも多いです。

スマホの電池が突然無くなってしまう現象が度々起こる場合は、解決策を考える必要があります。上記の原因例を参考に、以下のような解決方法を試してみましょう。

まず、スマホの空き容量を確認し、容量が足りていない場合は不要なアプリやデータを削除してください。また、機能設定を見直し、アプリが常時起動する設定や位置情報サービスなどの設定をOFFにしましょう。

それでも解決しない場合は、電池パックが寿命を迎えている可能性が高いです。電池パックを交換したり、スマホの使用年数によっては、スマホ本体を買い換えた方が安く済む場合もあります。

いかがでしたか。スマホの電池の減りが異常に早い時や、突然落ちる現象が度々起こる場合は、スマホの使い方や機能設定を見直してみましょう。それでも解決しない場合は、電池パックの交換やスマホ本体の買い替えを検討してください。