「無謀なチャレンジ」ユナイテッドの若手GKに非難…接触プレーで負傷の相手エースは肺損傷「ラグビータイプのタックルだった」

[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドのGKネイサン・ビショップ(23)のプレーに非難の声が寄せられている。

【動画】ユナイテッドGKとレクサムFWが激しい接触…

ユナイテッドは25日、今季EFLリーグ2(イングランド4部)へ昇格したレクサムとサンディエゴで対戦。若手主体のメンバーで臨んだが、1-3で敗れ、金星を献上してしまった。

また、この試合の序盤には相手エース・イングランド人FWポール・マリンがビショップとのコンタクトプレーで負傷。裏へ抜けられボックス外で対応した際に激しく接触し、遅れたビショップにはイエローカードが提示された。

その後、およそ7分間横たわっていたマリン。自らの足で立ち上がったが、酸素マスクを着用し、医療スタッフに肩を借りてピッチをあとに。イギリス『ガーディアン』によれば、病院に緊急搬送され、肺に穴が空いていることが確認されたとのことだ。

レクサムのフィル・パーキンソン監督は「正直に言って腹を立てている。プレシーズンでは不要な無謀なチャレンジだった」とビショップを非難。

インターネット上にも「ラグビータイプのタックルだった」、「明らかにレッド」、「ラグビーならレッドだろう、フットボールなら気にするなよ」、「わざとだとは思わないけど赤」といった声が上がり、「もしレクサムがブルーノ(・フェルナンデス)や(マーカス・)ラッシュフォードに同じことをしたら、みんなが(ベン・)フォスターに怒るだろう」と、これが逆の立場であったならもっと大事として伝えられていただろうと皮肉った。

当事者となったビショップだが、後日自身のSNSで謝罪。「マリンに心よりお詫びを申し上げます。完全な判断ミスであり、悪意は全くなく本当にアクシデントだったんだ。一刻も早い回復を祈り、できるだけ早く戻ってゴールを決めてくれることを願っています!」と、マリンの回復を願う言葉を残している。

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