レアル・ベティスは27日、バルセロナからスペイン人MFアレックス・コジャード(24)を完全移籍で獲得した。契約期間は2029年6月30日までとなる。
バルセロナのカンテラで育ったコジャードは、バルセロナB所属の2019年5月にトップチームデビュー。2021年の夏にトップチームへ昇格すると、他クラブへの武者修行が検討されたが、移籍交渉がことごとく破談。
クラブもレンタルで話を進めていたこともあり、2021-22シーズンはトップチームはおろかリザーブチームにも登録されておらず、ラ・リーガの規則でシーズン中の再登録も認められていないため、前半戦を棒に振る形に。
それでも、2022年冬にレンタルで加入したグラナダでは、ラ・リーガ17試合で2ゴール1アシストと一定の活躍を披露すると、昨季はエルチェへレンタル移籍。しかし、エルチェではケガで長期離脱を強いられるなど、公式戦17試合の出場にとどまっていた。
なお、ベティスは同日にバルセロナからU-23モロッコ代表DFチャディ・リヤド(20)をレンタル移籍で獲得したことも併せて発表していた。