【フィリピン】LRT1号線、南部延伸の工事88%完了[運輸]

フィリピンのマニラ首都圏を走る軽量軌道交通(LRT)1号線を運営するライト・レール・マニラ(LRMC)は26日、カビテ延伸事業第1期の工事進捗(しんちょく)率が88%に達したと発表した。2024年内の完了を見込む。

設計作業が完了し、資材調達が順調だったことで工事が進んだ。新たに建設中の5駅の工事進捗率はそれぞれ54.6~71.1%。23年7~12月に試運転を始め、24年末までに第1期の完了を見込む。

延伸事業では、首都圏パラニャーケ市のバクラランと首都圏南方のカビテ州バコールを結ぶ11.7キロメートル区間を敷設する。このうち第1期はレデンプトリスト、ニノイ・アキノなどの5駅を新設する6.7キロの区間となる。

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