説明できる?仕事をあらわす英語「Work」「Job」の違い

毎週金曜日更新!通訳者・翻訳者をネットワークするテンナイン・コミュニケーション「朝時間.jp」のコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」。今話題のニュースに関する英語表現、英語や海外に関するトピックをご紹介します♪

英語「Work」と「Job」…意味の違いとは

「仕事」を英語に訳すならば、あなたは何という言葉を思い浮かべますか?

今日は「仕事」という意味を持つ4つの言葉「work」, 「job」, 「task」, 「labor」の違いについて例文と共に解説していきます。

Work: (ある目的をもって努力して行う)仕事

例)
I have a lot of work to finish by the end of this week. (=今週末までに仕上げなければならない仕事が山ほどある)
It’s the busy season, so there’s a lot of work to be done. (=繁忙期なので、仕事が多い)

Job:(成果を前提とする)仕事、職

例)
His job is to manage and develop this team. (=彼の仕事は、このチームを管理し、育てることです)
I am thinking of looking for a new job in Tokyo.(=東京で新しい仕事を探すことを考えています)

Task:(ある人に与えられた、課せられた)仕事、課題

Task は、大きな枠組みの「仕事」を細分化したひとつひとつの「仕事」のことです。

例)
Planning a large conference is no easy task.(=大規模な会議を計画することは簡単ではない)

Labor:(賃金を得るための)労働、(肉体的・精神的に辛い)労働

例)
He had no choice but to get a job doing manual labor. (=彼は重労働に従事する以外選択肢がなかった)

ちなみに、仕事と労働の違いは主体性の有無にあり、仕事はより主体的であり、労働はより強制的な意味を持ちます。

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「仕事」を意味する英単語の意味の違いについて、ご理解いただけましたか?

シーンに合わせた英単語を使えるとスマートですね!この機会にぜひ覚えておいてください♪

最終回のご挨拶

さて、5年半にわたりお届けしました本連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」は、今回が最後となります。

長い間ご愛読いただきましてありがとうございました。少しでもみなさまの英語学習にお役に立てていたら嬉しいです。これからも、英語の勉強をぜひ続けてくださいね!

(編集部より)本連載はこの記事が最後の更新になります。長きに渡り、役に立つ英語表現や英語のトピックを届けてくれたテンナイン・コミュニケーションのみなさま、本当にありがとうございました!

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