東北道「都賀西方スマートIC」9月10日開通 国道293号に接続

都賀西方スマートIC

 栃木市とネクスコ東日本関東支社は27日、東北自動車道都賀西方パーキングエリア(PA)に整備を進めてきた「都賀西方スマートインターチェンジ(IC)」が、9月10日午後3時に開通すると発表した。

 市や同社によると、同スマートICは24時間利用可能。一時停止型で、自動料金収受システム(ETC)車載器を搭載した車専用となる。出入り口は国道293号に接続する。

 開通により、栃木市と鹿沼市にまたがる宇都宮西中核工業団地や周辺ゴルフ場、観光施設へのアクセス向上による地域活性化や、救急医療機関への搬送時間短縮などが期待できるという。

 同スマートICは2016年に新規事業化され、20年に土木工事を開始した。東北道、北関東自動車道が通る栃木市内にかかるICとしては栃木と都賀、佐野藤岡の3カ所があるが、スマートICは初めての開設となる。

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