町中華で飲ろうぜにも登場!川崎の老舗にそびえる重量級「タワー硬焼きそば」

旅人へひとこと

神奈川県は川崎で過ごした、口福なランチタイムのひとコマをご共有します!

神奈川県川崎市 ──

今回の目的地は、京急川崎駅から徒歩10分弱。やってきたのは、仲見世通りの一角に構えるこちら──

『味の店 太陸』さんです!

『太陸』さんは、1961年創業の中華料理店。ランチタイムには満席のため入店を諦める方が続出する(筆者調べ)人気の町中華です。店内は清潔感を保ちつつ、昔ながらの中華食堂といった装い。大小のテーブル席が整然と配されています。お店の方の明るい声も好印象。

また、壁には著名人の色紙も多数。ちなみに、「アド街ック天国(2017年)」や「町中華で飲ろうぜ(2019年)」などの人気テレビ番組にも出演されています。

タワー硬焼きそば

湯気を立ち上らせて登場した「タワー硬焼きそば」。この圧倒的な存在感は、運んでこられたお店の方が若干小柄に見えてしまうほど(笑)隣のテーブルでは通常の「硬焼きそば」を召し上がっている方が居られましたが、軽く3倍ほどはありそうなボリュームです!

ちなみに、「硬焼きそば」980円に対して、「タワー硬焼きそば」は1,180円と破格の価格設定!ランチの予算と胃袋のキャパシティが許すなら、こちらの「タワー硬焼きそば」一択かと思われます!

角度を変えてみました。こちら側のほうが麺の様子がよく分かりますかね。

何者かがこの中に住んでいそうな佇まいです(笑)

さて、細麺。餡が掛かっていない部分のポリポリとした感じから、油の重さはあまり感じられず。

また、餡を掛ければ徐々に緩んでくるそのアウトライン。細身ながらもニュッとした押し変えてくる弾力もまた心地良く感じられました。

そして、大量の餡。具材は、豚肉や人参、もやし、ニラ、キクラゲなど。中華スープベースの味わいもさながら、なかなかに甘味が強く感じたのは、たっぷりな野菜のおかげもありそうです。

ちなみに、ニラのパフォーマンスが印象に残りました。食感と味わいの両方において、優秀なアクセント役だと。序盤は特に、ニラ特有のクセが消費を促してくれます。

なお、餡は場所によって粘度に濃淡があります故、適宜まぜまぜしながら、麺に纏わせていくのが良さそうに思いました。

とは言え、量が量なので、序盤はまぜまぜするにも大変だったんですけど(笑)

味変には、皿の脇に添えられている「辛子」をご活用くださいませ。

餡で辛味が中和されると思いきや、実はそうでもないので、少しずつ試されるのが良いように思います。また、卓上にはお酢などもありますので、そのあたりもお好みでどうぞ。

昼飲みもできます。

「アド街ック天国」によると、お店ご自慢のメニューは「餃子」と「タンメン」なんだとか。さらに、筆者がオジャマしたお昼時には「チャーハン」もよく出ていたように思います。

ちなみに、お客さんはおひとりさまがほとんど。ビール片手に餃子をつまむ方も居られました。こんなお店で中華飲み......それ正解だと思います!

川崎に来たなら、ぜひリピートしたい!と素直に思える1軒でした。

「タワー硬焼きそば」の完食には20分少々。食後はもちろん満腹なのですが、野菜が多いせいか、もたれるという感覚はないという不思議。お店の居心地の良さも相まって、良い食後感に包まれました。

次回は「餃子」と「タンメン」、そこにビールもあわせていただきたいところです。

それでは、改めましてごちそうさまでした!

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味の店 太陸

〒210-0005 神奈川県川崎市川崎区東田町1−12

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*この記事は2023年7月時点の情報を基に作成しています。

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ライター:ヤマネコ

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