「どんより」スタートから3連続バーディ締め 古江彩佳が頼る“客観的な目”

ベテランキャディは頼りになる存在だ(撮影/村上航)

◇海外女子メジャー◇アムンディ エビアン選手権 初日(27日)◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6527yd(パー71)

出だし10番でボギーをたたき、16番でもボギー。古江彩佳は前半インを2つ落としてハーフターンした。

「最初はどんよりしたスタートから始まって。バーディチャンスにはついていたけど、パターに苦しんでいた。最後にカムバックできて良かった」

3番でバーディを奪い、7番パー5は4mを決めてバーディ。8番(パー3)で1mに絡め、最終9番(パー5)でもスコアを伸ばす3連続バーディで締めくくった。

3連続バーディで締めくくった(撮影/村上航)

上昇のきっかけは6番を終えてのキャディ、マイク・スコット氏との会話だった。

「グリーンのタッチが少し合ってないかなと思いながら回っていて。キャディのマイクと話をして『パターは悪くないが、スピードが合ってないかな』と」

前日までに降った雨でグリーンも軟らかくなっていた。ベテランキャディからの客観的な助言をプレー改善につなげた。

「悪い日は特にマイクと話をする。ここが悪いかなと問いかけて。それに対して答えてくれる。自分で決めきれないところがあるので、はたから見た自分が気になるのでアドバイスをもらっている」

攻めのプレーを貫く(撮影/村上航)

今季は優勝こそないものの、年間ポイントレースで3位。「ショットの感触はボチボチ良い方かな。しっかりと攻めのプレーができれば」と2日目のスタートに気持ちを高めた。(フランス・エビアン/玉木充)

世界ランク1位のコ・ジンヨンと同組でプレーした(撮影/村上航)
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