パナ、EV電池をスバルにも 供給検討、国内大手2社目

パナソニックエナジーのEV用リチウムイオン電池

 パナソニックホールディングス(HD)傘下で電池事業を手がけるパナソニックエナジーが、SUBARU(スバル)への電気自動車(EV)向け車載電池の供給を検討していることが28日、分かった。マツダが2020年代後半に導入予定のEVへの搭載も目指しており、実現すれば国内自動車大手で2社目となる。

 パナソニックエナジーの車載電池は米EV大手テスラ向けのシェアが高いが、国内でも供給先の開拓を進める。EV需要は急拡大しており、パナソニックエナジーが手がける円筒形電池は急速充電性に優れているとして注目されている。

 パナソニックHDは車載電池を「重点投資領域」と位置づけている。

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