快勝のカブスが6連勝で5割復帰 鈴木は無安打、ヌートバー欠場

【カブス10-3カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

初回から荒れ模様となった一戦は、3回までに5点を先制したカブスが主導権を握り、10対3でライバルのカージナルスに快勝。連勝を6に伸ばし、今季成績を51勝51敗として勝率5割復帰を果たした。カブス先発のジャスティン・スティールは6回5安打1失点と役割を果たし、11勝目(3敗)をマーク。カージナルス先発のマイルズ・マイコラスは1回表にイアン・ハップに与えた死球が報復行為とみなされて退場となり、2/3回1失点で6敗目(6勝)を喫した。

1回表、いきなり「事件」が発生した。ハップが空振りしたバットがカージナルスの捕手ウィルソン・コントレラスに当たり、コントレラスは負傷退場。この直後、マイコラスがハップに死球を与えて退場となり、抗議したオリバー・マーモル監督にも退場が命じられた。この混乱のなか、カブスは3点を先制し、3回表に2点を追加。4回表には鈴木誠也の併殺崩れの間に6点目を奪った。4回裏にアンドリュー・キズナーの7号ソロで1点を返されたが、6回表にマイク・トークマンが5号ソロを放ち、7回表にも2点を追加。8回裏にキズナーの8号2ランで2点を返されたものの、9回表にダメ押しの10点目を奪い、10対3で快勝を収めた。

鈴木は「5番・右翼」でスタメン出場。チームが14安打10得点で快勝するなか、四球、ファーストゴロ、ショートゴロ(打点1)、ライトフライ、ショートゴロで4打数0安打1打点1四球に終わり、今季の打撃成績は打率.256、出塁率.340、OPS.730となった。一方、カージナルスのラーズ・ヌートバーは左腕スティールとの対戦となったタイミングで休養を与えられ、ベンチスタート。最後まで出場機会がなかった。

The post 快勝のカブスが6連勝で5割復帰 鈴木は無安打、ヌートバー欠場 first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.