晴天続き浜辺に人 鵜の浜海水浴場 夏休みの入り込み期待

砂浜にテントなどが張られ、海辺では親子連れらが楽しそうに波と戯れていた(26日正午ごろ)

梅雨明け後、晴天が続き、海水浴日和となっている。大潟区の鵜の浜海水浴場は連日、砂浜にテントやパラソルなどが張られ、子どもの歓声が響く。

監視員の佐藤三三夫(みさお)さん(75)によると、25日までの入り込み数は6946人。9日に開場してから当初は、降雨が多く遊泳禁止日もあったものの、16日に延べ1800人を数えるなど15~17日の3連休は混んだという。学校の夏休み開始後は1日延べ1000人台前半で推移している。7~8割は長野や群馬からで、鵜の浜温泉やキャンプ場への宿泊や日帰りで訪れている。

「コロナ禍も収まり、もっと多くの入り込みを期待したが、以前には戻っていない。夏休みに入ったので期待したい」と話す。同海水浴場で営業する浜茶屋の関係者は「土日はいっぱいになり、まずまず入っている。お天気が続いてほしい」と願う。

26日、長野県上田市から子どもらと訪れた男性(34)は「平日だとすいていて、安心して遊べる。日帰りでまた来たい」と話し、日焼けした表情で子どもを見ていた。

同海水浴場の開設は8月14日まで。

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