メッツが逆転で接戦を制す 千賀は8勝目逃すも6回1失点の力投

【ナショナルズ1-2メッツ】@シティ・フィールド

8回裏、メッツがダニエル・ボーグルバックのタイムリーで追いついた直後に雷雨による中断があった一戦は、試合再開直後にマーク・キャナの犠飛でメッツが勝ち越し。9回表に登板した3番手のブルックス・レイリーがこの1点のリードを守り抜き、メッツが2対1で逆転勝利を収めた。メッツ2番手のデービッド・ピーターソンが3勝目(7敗)、最後を締めくくったレイリーは2セーブ目をマーク。ナショナルズ4番手のメイソン・トンプソンに4敗目(3勝)が記録された。

メッツは先発の千賀滉大が6回99球を投げて被安打2、奪三振5、与四球3、失点1の力投を見せたが、6回表にキーバート・ルイーズの犠飛で奪われた1点を追いつけず、7回終了時点で0対1と1点のビハインド。8回裏にようやく反撃し、一死からジェフ・マクニール、ピート・アロンソ、ボーグルバックの3連打で同点に追いついたが、一死満塁となったところで雷雨によって試合が中断された。試合再開後、キャナがライトへの犠飛を放ち、勝ち越しに成功。これが決勝点となり、メッツが2対1で接戦を制した。

千賀は勝利投手にはなれなかったものの、6回2安打1失点の力投。最初の2イニングをいずれも三者凡退に抑えると、3回表二死1・2塁のピンチも無失点で切り抜け、4回表と5回表も走者を出しながらも無失点に抑えた。6回表に先頭打者への四球から一死満塁のピンチを招き、ルイーズに先制の犠飛を許したが、失点はこの1点だけ。打線の援護がなく8勝目を逃したが、6敗目も回避し、今季の防御率は3.27から3.17へ向上している。

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