サッスオーロ、ローマで構想外のビーニャ獲得迫る

[写真:Getty Images]

サッスオーロが、ローマのウルグアイ代表DFマティアス・ビーニャ(25)の獲得に近づいているようだ。

母国クラブのナシオナルでプロデビューを飾ったビーニャはパウメイラスを経て、2021年8月にローマへ加入。長期離脱中のMFレオナルド・スピナッツォーラの穴を埋める存在として公式戦37試合に出場したが、シーズン後半は出場機会が激減。

昨シーズンもジョゼ・モウリーニョ監督からの信頼を得ることはできず、今年1月には出場機会を求めてボーンマスに買い取りオプション付きのレンタル移籍で加入。

その新天地ではプレミアリーグ12試合の出場で2ゴールを記録。まずまずの活躍を見せたが、ボーンマスは割高な買い取りオプション行使を見送る形となった。

その後、ボーンマスとの間で完全移籍での交渉は継続されていたものの、チェリーズは最終的にAZのハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズを完全移籍で獲得していた。

これにより、今夏の去就が振り出しに戻ったビーニャだが、ここに来てサッスオーロ行きに接近。移籍市場に精通するジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によれば、両クラブは買い取りオプション付きのレンタル移籍での合意に近づいているという。

また、ビーニャ本人は買い取りオプションが行使された場合、1年の延長オプション付きの2027年までの4年契約で合意に至っている模様だ。

© 株式会社シーソーゲーム