中古車販売大手ビッグモーター、全国の店舗に立ち入り検査/自動車保険の不正請求で国交省/岡山、香川でも【岡山】【香川】

自動車保険の不正請求に絡み、国土交通省は7月28日、中古車販売大手ビッグモーターの全国の店舗を立ち入り検査しました。岡山、香川でもそれぞれ1店舗に検査が入りました。
検査は道路運送車両法に基づき、24都道府県の34店舗で行われました。
このうち香川県では、高松市東山崎町の高松店に午前9時すぎ、国交省の職員3人が車で入り、社員への聞き取りや店舗内の撮影などを行っていました。
ビッグモーターを巡っては、外部弁護士がまとめた調査によると、2021年に行われた板金・塗装作業において不適切と疑われる案件が確認されており、高松店では57件が指摘されています。
一方、岡山県では倉敷市水島高砂町の倉敷水島店に午前9時ごろ、国交省の職員2人が立ち入り検査に入りました。この店舗では不適切と疑われる案件が28件確認されていています。
道路運送車両法では、実際には整備していなかったり、依頼のない整備をしたりして料金を請求することを禁じていて、今回の検査は、さらに事実確認が必要と判断して行われました。
ビッグモーターは岡山、香川県内ともに4店舗を展開しています。

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