香港市民の深センでの消費が増える

今年初めに香港と中国本土の出入境が再開された後、ますます多くの香港市民が休みに深セン市に赴き消費するようになり、逆に本土住民は香港に来て消費しているが、香港のナイトライフは依然として回復していない。7月26日付『星島日報』によると、同紙記者が香港市民の陳さんについて深センである日の午後を過ごしたところ、食事や行楽で選択肢が多く、料金も安く、仕事中心の忙しい毎日から脱却しリフレッシュして香港に戻ってこられることが分かった。記者は陳さんとともに福田口岸から出入境し、タクシーに乗って福田区星河ココパークで食事。1人当たり100~200元でカラオケや食事を済ませて充実した午後を過ごすことができる。本土ではレストランで食事する際、デリバリーで他の店舗から飲料やデザートを注文することができ、陳さんも美団アプリを使ってデザートを注文した。ココパーク近隣のサウナでは最低消費が239元で、当日は1人425元を使って2つのマッサージコースを体験した。陳さんはマッサージを終えてすぐに香港に戻って仕事で会議に出席。深センでリラックスして1時間足らずで香港に戻れたことから「1時間生活圏」を体現した。

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